乾癬治療薬「コセンティクス」の新剤形の製造販売承認取得
ノバルティス ファーマ株式会社は9月13日、新剤形として「コセンティクス皮下注150mgペン」の製造販売承認を取得した。
新たな剤形を提供
本年4月1日より、在宅自己注射が保険適用になり、患者にとってより安全で使いやすい剤形の提供が望まれていた。これを受け、利便性の向上、偶発的な針刺し事故等のリスク軽減などに留意して開発され、乾癬患者の在宅自己注射における適正使用促進に貢献できるようになった。
「コセンティクス皮下注150mgペン」の特徴
患者による在宅皮下注射をより安全にかつ簡便に行えるように開発されたオートインジェクター製剤として次の特性を有する。
患者が握りやすいように三角形の形状をしている。キャップを外しても針先が露出していなくて恐怖心を和らげることが期待できる。ボタンを押す必要がなく、キャップを外して押し当てるだけで投与が可能。注射が終わり本剤を注射部位から離した後に注射針カバーが注射針の隠れる位置まで伸びて固定されるため偶発的な針刺し事故防止が期待できる。
プレスリリース
http://www.novartis.co.jp/news/2016/pr20160916.html