松川地熱発電所の開業50年を記念して「地熱発電の日」
JOGMEC(石油天然ガス・金属鉱物資源機構)は9月2日、日本地熱協会及び電気事業連合会とともに10月8日を「地熱発電の日」と制定したことを発表した。
今年の10月8日は、「松川地熱発電所」が国内初の商用地熱発電所として1966年に開業して50年目に当たる。「松川地熱発電所」は岩手県八幡平市松尾寄木に位置する、出力2万3,500キロワットの発電所。稼動から50年をたった現在も、安定した運転を続けている。
地熱発電の先駆として地熱活用に貢献してきたことが評価され、日本機械学会から2016年度の「機械遺産」に認定された。
地熱発電の認知度を上げるためのイベントを開催
日本の商用地熱発電の歴史が半世紀を迎えることを記念し、JOGMECらが日本記念日協会に10月8日を「地熱発電の日」として認定登録申請していたが、このたび審査に合格し認定登録されることが決定した。
登録証の授与式は、JOGMECが八幡平市で9月16日に開催する「地熱シンポジウムin八幡平」のなかで行われる。
今後JOGMECは10月8日の「地熱発電の日」やその時期に、地熱を理解してもらうためのイベントを恒例行事として開催し、地熱発電の認知度を上げて地熱開発の促進に取り組む方針だ。
(画像はプレスリリースより)
独立行政法人 石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)のプレスリリース
http://www.jogmec.go.jp/news