潜在介護福祉士の復職の必要
資格を持ちながら、介護・福祉現場で働いていない潜在介護福祉士は全国に約52万人、資格保有者の約4割を占める。介護福祉士の不足は大きな問題となり、現場では潜在介護士の復職を望む声は高まるばかりである。
やりがいのある仕事をもう一度
きつくて辞めてしまった元介護士や、資格は取ったが介護についていない潜在介護福祉士の復職をサポートする講習を兵庫県と神戸市の共同事業で開催する。もう一度働きたい、条件が合えば働きたいと考えている人を対象にブランクの不安を無くし、介護技術の演習等を行う。ヘルパー2級などの介護福祉士以外の資格を持っている人も参加できる。
介護職再就職支援講習
神戸(9月2、8、16日)、西宮(11月17日、12月14、19日)、姫路(平成29年2月21、23、27日)の3会場で3日間の日程。最新の介護保険サービスなどの講義、介護技術(体位変換・移乗、衣服の着脱、排泄介助)となっている。1回のみの参加も可。定員各回30人程度でテキスト代、受講料は無料である。
将来、ますます人材を必要とする現場に人が増えることで少しでも、職場環境は変わるだろう。しかし、まず労働環境や処遇を改善させ、離職を減らし、職場に定着できるようにすることが大切だ。
神戸市 介護職再就職支援
http://www.city.kobe.lg.jp/