くるみと緑茶は、ベストカップル
2016年8月23日、カルフォルニアくるみ協会は、「The Journal of Nutrition」にも掲載されている最近の研究によってくるみが炎症と新陳代謝に好影響をもたらす可能性があることを発表しています。
くるみと緑茶などのホールフードを組み合わせた時に、効果は増します。緑茶を飲むことが多い日本人には聞き逃せない話題です。
マウスでの実験結果
ホールフードとは、「まるごとの食べ物」のこと。野菜であれば皮、種、葉、根まで素材まるごと捨てることなく食べられます。くるみをメインにブルーベリー・ラズベリー・リンゴ・クランベリー・タルトチェリー・ブロッコリー・オリーブ油・大豆タンパク・緑茶を加えたものをマウスに与えた実験をおこないました。
中でもくるみと緑茶、ブロッコリーを与えたマウスは高脂肪食を与えたマウスにくらべ肝臓の脂肪濃度が低下、くるみとラズベリー、リンゴまたは緑茶を与えたマウスは良い耐糖能検査の結果がでています。代謝産物・遺伝子発現のレベルや他、生理的パラメーターの変化がおこり、炎症と新陳代謝に効果を発揮するのです。
バランスのとれた食事とくるみの効果
くるみはオメガ3脂肪酸の1つで、αリノレン酸がたくさん含まれています。ひとつかみ約28gが1日の必要摂取量で、食物繊維やタンパク質、マグネシウム、カリウムなどもあわせて摂取できます。さまざまな食物の栄養素と一緒に摂取することで効果が期待できるので、バランスのとれた食事も大切です。
この研究の一部支援をおこなったカルフォルニアくるみ協会では、ウェブサイトでくるみのレシピや栄養、健康に関する情報発信をしています。
(画像はプレスリリースより)
カルフォルニアくるみ協会のプレスリリース
https://www.atpress.ne.jp/news/110056カルフォルニアくるみ協会ウェブサイト
http://www.californiakurumi.jp/