NEDO「新エネルギーベンチャー技術革新事業」に採択
株式会社Looopとアリョール株式会社が共同申請した「蓄電池制御の高度利用研究開発」が、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下 NEDO)の公募事業「新エネルギーベンチャー技術革新事業」に採択された。
「蓄電池制御の高度利用研究開発」の背景
太陽光発電をはじめとする再生可能エネルギーの普及促進、有効利用、また安定した供給を実現するために、蓄電池の必要性が高まっており、蓄電池普及のためには初期導入費用を下げるとともに、経済効率を高めることが必要となる。
また、2019年に約50万軒の住宅PVのFIT買取期間が終了し、売電より自家消費を増やす目的の蓄電池需要が見込まれる。
こうした背景から、今後、蓄電池の需要、実用化が予想される。
住宅用蓄電池の実用化に向けて
既存の住宅用蓄電池製品は高価で、利用者の負担が大きいため普及のハードルになっており、今回は実機検証により評価して、既存製品と差別化した製品を開発することを目標としている。
Looopでは、この研究開発を経て2017年には蓄電池システムの販売開始を目指すというものである。
(画像はプレスリリースより)
株式会社Looop プレスリリース
https://www.atpress.ne.jp/news/109399