福利厚生サービス企業との協業により実現
日本交通株式会社のグループ会社であるJapanTaxi 株式会社は22日、福利厚生サービス「ベネフィット・ステーション」を全国で展開している株式会社ベネフィット・ワンとの協業開始を発表した。
これにともない、JapanTaxiは2016年8月22日(月)より、ベネフィット・ステーションの会員785万人を対象に、タクシー配車アプリ「全国タクシー」の初回利用割引サービスの提供を行う。
優待サービスの具体的な内容は、初回利用時限定の1,500円分割引クーポンコードを提供するほか、同アプリのデジタルクーポンコードを購入すると、購入額の1%を同ステーション独自のポイントであるベネポに変換して提供するというものだ。
新たなユーザーの開拓・確保に期待
ベネフィット・ワンは、さまざまな企業や公務団体に福利厚生サービスを提供している企業だ。同社のベネフィット・ステーションは現在6453団体が契約しており、契約団体の社員や職員は、福利厚生の一環として宿泊施設や飲食店、レジャー施設、介護・育児サービスなど、約100万件のサービスを特別価格で利用できる。
今回それらのサービスに、タクシーの初回利用割引サービスも新たに加わったという格好だ。ベネフィット・ワンにしてみれば、新たなサービス追加で利用者の利便性向上を図り、またJapanTaxiとしては、タクシー配車アプリ「全国タクシー」の新たなユーザー開拓につながるものと期待できる。
今後タクシー事業者にとって、こういった他業種との協業や提携により、新たなタクシー利用者の開拓・確保を進めることが、ますます重要になってくるのではないだろうか。
株式会社ベネフィット・ワン/JapanTaxi 株式会社プレスリリース
http://www.nihon-kotsu.co.jp/about/release/