「現体重－5％」糖尿病を防ぐ3つのポイント

重症化すると合併症を引き起こす糖尿病対策には、生活習慣の見直しと日本糖尿病学会発表の新見解、現在の体重から5％減らすことが有効と、ブルーカレント・ジャパン株式会社が7月20日、発表しました。

日本人の糖尿病患者の実に95％を占める2型糖尿病。この糖尿病を防ぐため、最も必要なことが生活習慣を見直すことです。運動不足は糖尿病の原因の1つ。運動は血糖値を下げる効果があり、特にウォーキングなど有酸素運動を食後に行うと効果が高く、継続して行うことが予防に効果的です。

食生活では、栄養バランスが取れていて食物繊維をたっぷり含む食事を適量摂ることが必要で、1日に必要なカロリーをオーバーしないことが大切です。中でも大麦は、含まれる食物繊維が腸の働きを良くしたり血糖値の上昇を防いだり、また糖質の吸収を抑える働きも認められています。

肥満の解消も重要なポイント。血糖値が正常型でも糖尿病型でもない境界型に属する肥満のある人では特に、現在の体重から5％減量することが有効で、これは日本糖尿病学会の「糖尿病診療ガイドライン2016」で示された新見解です。

糖尿病にかかって高くなった血糖値を抑えることができなくなると、糖尿病合併症を引き起こすことにつながります。視力が低下する網膜症、尿が作れなくなる腎症、手足のしびれが起こる細小血管症に加え、最近では脳卒中や心筋梗塞などの大血管症も増えてきました。

厚生労働省の2012年の調査では、日本の糖尿病人口は950万人とこれまでで最も多い数字を記録しました。これは、糖尿病の疑いのある人を合わせると2,050万人。5人に1人が糖尿病、という計算になります。生活習慣を見直し肥満を解消することが、糖尿病予防に大切です。




ブルーカレント・ジャパン株式会社のプレスリリース (@Press)
https://www.atpress.ne.jp/news/107890

ブルーカレント・ジャパン株式会社
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