2016年7月14日、第一生命保険株式会社は、日本アイ・ビー・エム株式会社と愛知県にある藤田保健衛生大学と共同で、糖尿病の重篤化防止などに焦点を当てた、共同検討を開始すると発表しました。
得意分野の知見を結集!
第一生命、日本アイ・ビー・エム、藤田保健衛生大学の三者が、それぞれが得意とする分野である「保険・医療・ICT」のノウハウを、国民の健康寿命を延ばし、医療の質を向上するための知見を結集することに合意しました。
共同検討の内容は
まず、様々な形式の膨大なデータを日本アイ・ビー・エムが推進しているWatsonテクノロジーを用いてデータベース化、コグニティブ技術というシステムを使って解析し、糖尿病の発症リスクの予測や重篤化を防止するために活用します。
また、そのデータを利用し、健康改善や治療モデルの構築などに生かされます。
そして、この予測システムは、現在の日本国内の糖尿病患者数を考えると、医療費を抑制することに多大な貢献が出来るのではないかと、期待もされています。
共同検討を利用した保険事業での「これから」は
データの解析結果や重篤化のリスクを予測評価できるシステムを利用することで、これまでは引き受けることが出来なかった保険基準の拡大が出来るようになることで、新たな商品の開発が可能になります。
第一生命保険株式会社 ニュースリリース
http://www.dai-ichi-life.co.jp/company/news