主な変更は
厚生労働省は7月1日に第29回介護福祉士国家試験についての概要を発表した。今回からは「医療的ケア」についての出題があり、試験問題も5問増えて125問になった。また、試験時間も変更されているので注意が必要である。
実務経験ルートによる受験資格は2点変わっている。第1は、これまで受験時点で実務経験を3年としていたが、受験年度末に3年を満たす見込みがあれば受験が可能となる(見込み受験)。
次に、これまで実務経験3年以上あれば受験資格があったが、今後は実務者研修を修了していないと受験できない。
概要
筆記試験は平成29年1月29日(日)に全国34ヶ所で、実技試験が平成29年3月5日(日)に8ヶ所で行われる。試験科目は人間と社会、介護、こころとからだのしくみ、医療的ケア、総合問題から出題されて、実技試験は介護等に関する専門的技能について。
合格発表は平成29年3月28日(火)午後から厚労省と公益財団法人社会福祉振興・試験センターで、また同センターのホームページにも記載される。
申し込み・手続き方法
受験の受付期間は平成28年8月10日(水)から9月9日(金)までであるが、申し込みには「受験の手引」が必要になるので9月2日(金)までにこれを請求して書類をそろえたうえで、受付期間内に提出せねばならない。
受験手数料は13,140円。詳細、問い合わせは社会福祉振興・試験センターホームページで。試験情報案内専用電話は、03ー3486-7559。
厚生労働省 第29回介護福祉士国家試験の施行について
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000128257.html社会福祉振興・試験センター
http://www.sssc.or.jp/