小田急線新宿駅利用客に向けた手ぶら観光サービス試験的に開始
平成28年6月13日、小田急線新宿駅利用観光客を対象に手ぶら観光サービスを試験的に運用すると、小田急電鉄株式会社が発表した。
なお、今回の試験運用は佐川急便株式会社との連携によるものである。
訪日外国人観光客の増加と国策の動向を受けて
現在、日本を訪れる外国人観光客の数は急激に増加しており、これに伴い新宿駅を利用する訪日外国人数も増加している。また、それを受け国も外国人観光客の目標訪日人数を4,000万人まで引き上げた。
こうした事柄を踏まえ、小田急電鉄及び佐川急便両社は新宿駅を利用する観光客の利便性向上に向け、新宿駅西口宅配カウンターを設けそれによる手ぶら観光サービスを、試験的に運用することとしたのである。
そして、これにより利用状況等とサービス運用とのマッチングを図っていくのだ。
多言語対応により手ぶら観光サービス拠点認定
また、この新宿駅西口宅配カウンターは英語及び中国語に対応している。そのため、国土交通省より手ぶら観光サービス拠点として認定されたのである。
試験運用開始日は同年6月14日からで、営業時間は午前8時から午後9時だ。加えて、サービス自体の利用料金は無料となっているが、荷物の大きさや重さまた目的までの距離に応じて、別途送料が必要となる。
(画像はプレスリリースより)
2016年6月14日(火)から小田急線新宿駅西口で手ぶら観光サービスの試験運用を開始
http://www.odakyu.jp/program/info/8435_4572784_.pdf