認知機能チェックツール公開
平成28年11月7日、認知機能の低下について簡単に確認できるチェックツールを、認知症ねっとで公開したと株式会社エス・エム・エスが発表しました。
認知機能の低下が発見されにくい現状を受けて
現在、日本では認知症を抱える者が増加し続けています。また、根治的な療法はいまだ見つけられておらず、その治療に当たっては早い段階での発見が望まれ早期介入により、進行を遅らせることが目的となっているのです。
ですが、実際は認知機能の低下は日常生活で気がつきにくく、併せて根治不可能という事実から診断を受けることを避ける人が多いものです。
こうしたことからエス・エム・エスは、当該サイトにて簡単に認知機能をチェックできるツールを提供することで、早期発見の一助としようというのです。
なお、当該認知機能チェックツールはひろかわクリニック院長の広川慶裕氏の協力により、作成されました。
自覚しにくい認知機能の低下を視覚化し早期発見の助けに
今回提供される認知機能のチェックツールは、認知機能の評価指標とされている「記憶力」「言語能力」「計算力」「判断能力」「遂行能力」、5分野の各能力について簡単な問題を解くことで利用することができます。
また、繰り返し行い問題を覚えてしまうことでの判定精度低下を防ぐため、ランダムに様々な問題が出されるような工夫もされているのです。
そして料金も無料であり、自宅で簡単に取り組むことができるのも特徴の1つといえます。
「認知症ねっと」において「認知機能チェック」を開始~5分で認知機能の低下をセルフチェック可能~
http://www.bm-sms.co.jp/prs_161107_ninchicheck/