夫婦の満足度に点数をつけるなら
スパークス・アセット・マネジメント株式会社は、配偶者がいる全国の20歳以上の男女を対象に、「夫婦のマネー事情と夫婦円満投資に関する調査2016」をインターネット上で実施、1,000人の有効サンプルを得ました。
配偶者がいる全国の20歳以上の男女1,000人(全回答者)に、夫婦の円満度を100%中何点か質問したところ、「80点台」が22.4%で最も多く、「50点未満」や「50点台」と続き、平均点は全体で66点という結果でした。特に20代夫婦と60代夫婦が夫婦円満な関係を築けているようです。
マネーのことをきちんと話し合う夫婦のほうが円満な結果が
夫婦の就労状況別に円満度の平均点は、扶養範囲外の共働き夫婦は63点、扶養範囲内の共働き夫婦は65点、片働き夫婦は67点と、お互いバリバリ働く夫婦ほど、円満度が低くなる傾向が。
家計の管理の仕方は、「妻が主導で管理」が58.5%、「夫が主導で管理」が26.3%、「夫婦別々に管理」が15.2%という結果に。扶養範囲外の共働き夫婦では、27.2%の夫婦が個別に家計を管理しているようです。そして不仲夫婦は、「夫婦別々に管理」が20.5%という結果とのこと。
「お金の悩みを夫婦間でオープンに話し合えている」かとの質問では、75.1%が夫婦のマネー事情について、包み隠さず相談し合えているようです。「将来のために夫婦で積み立てをしたい(始めたい・続けたい)」かは、84.4%が同意。
実際にひと月いくら積み立てているかの質問に対する平均額は47,033円。
へそくりはあるのかという質問には、全体で45.2%、男性で43.6%、女性で46.8%があると回答。その中でも夫婦仲が円満であっても、へそくりをする人は3組に1組程度は存在していました。
へそくりの残高に関しては、「10万円未満」が27.4%、「10万円~50万円未満」が25.9%。男女別でいえば、男性は17.5万円、女性は50万円と、妻のほうが高額のへそくりを貯めている傾向に。
円満夫婦ほど、金融投資に取り組んでいる結果が
次に夫婦の投資事情は、90.8%が「預貯金だけでは将来が不安だ」回答。金融投資の経験は、「現在、投資している」が28.0%、「以前投資していたが、現在はしていない」が10.7%と4割が金融投資の経験がありました。
既婚者にとって、“いい投資”とは、「経済的(金銭的)なリターンが得られる投資」が55.4%で最も多く、次いで、「将来のリスクに備える投資」が32.5%との結果。投資経験者(387名)の7割は、「日本株式」を選んでいるようです。
スパークス・アセット・マネジメントのニュース
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