人工知能が訪問介護ヘルパーと事業所をマッチング
ヘルスケアマーケット・ジャパン株式会社は11月1日に、AIを利用し訪問介護ヘルパーと事業所をマッチングさせるWEBサービスの「ユアマネージャー」を提供することを、11月2日から始めることを公表した。
要支援1・2の生活援助サービスは、低報酬の新方式介護サービスへの切り替えにより参入を見送る事業所が増えている。同じエリア内に介護事業所が密集することにより競争が激化し、各事業所が受け持つ訪問先が散らばってしまう問題もある。これにより、訪問介護ヘルパーの仕事量の確保や、長距離移動、収入減につながる。
「ユアマネージャー」は求職者と事業所の情報から、AIが求職者へ最適な働き方を提案する。事業所が近隣の求職者の割り出しや介護労働力の確保が容易になり、訪問介護サービスの効率性が高まる。訪問先がマッチングされている状態で事業所面接を行うことも可能だ。
ユアマネージャーの将来展望
現在国内には30万人ほどの訪問介護ヘルパーがいるとされている。ユアマネージャーは訪問介護ヘルパーの働き方の効率を倍増させ、30万人分の介護労働力の創出を目指す。横浜市を中心にサービスエリアを拡大し、今後はモバイルアプリのリリースや全国の主要都市への展開を計画している。
(画像はプレスリリースより)
ヘルスケアマーケット・ジャパン株式会社 プレスリリースより
http://healthcare-markets.jp/2016-11-1press/