従業員が子どもを連れて仕事のできるオフィス
10月27日に、株式会社リクルートホールディングスが、従業員が子どもを同行させて利用できるキッズスペースを備えたサテライトオフィスを試験的にオープンさせました。
これは、育児と仕事の両立に伴う不安や負担を軽減させる目的で、子育て支援を行っている株式会社ママスクエアおよび不動産事業を行っている株式会社ザイマックスとの協働により実施されています。
有効性が確認でき次第、オフィスの新設とPRを行っていく
今回リクルートが試験的に設置したサテライトオフィスは、ワークスペースとキッズスペースを同じフロアに設置し、互いの様子が見える大きな窓が設置された一枚の壁で隔てたものです。
ワークスペースには、通常の事務所同様にブース席や打ち合わせ部屋、電話ボックスを設置し、キッズスペースには子どもが宿題や読書、加えて自由に遊べる広さを確保しています。
同オフィスには、保育士等の有資格者であるママスクエアのキッズサポートスタッフが常駐し、子ども遊び相手や見守りを勤めます。
リクルートの社員は、ワークスペースで仕事をしつつ、必要に応じてガラス越しに子どもの様子を確認できます。同オフィスには関係者以外の立ち入りができなくなっていることから、子どものそばにいながら、安心して仕事に取り組めるにようになっています。
実証実験において、ママスクエアが、仕事場に併設されるキッズスペースにおける未就学児の見守りと小学生の受け入れを実施する観点で新しい働き方の選択肢として検討できるか検証する他、リクルートが自社社員の新しい働き方の観点で、ザイマックスが新しい働き方に対応する仕事場の提案をする観点でそれぞれ検証します。
実験により、有効性が確認できた場合、リクルートグループにおけるキッズスペース付きサテライトオフィスの設置を進めるのに加え、この実験で得られた結果およびノウハウを他の企業や行政に広く共有していく予定です。
(画像はプレスリリースより)
リクルートプレスリリース
http://www.recruit.jp/