同一法人で2ヶ所を指定取り消し
神奈川県横須賀市は、介護保険法に基づき市内の「特定非営利活動法人あしたば訪問介護センター」が運営する訪問介護事業所および居宅介護支援事業所、2事業所について指定を取り消すと発表した。
2事業所の処分発効日は、他の事業所へ引き継ぐために平成28年11月18日からとなる。
「あしたば訪問介護センター」について
「あしたば訪問介護センター」は、高齢者や障がい者等に対して、介護保険に基づく居宅介護支援や居宅サービス事業、障がい者自立支援法に基づく障害福祉サービス事業、地域住民との交流会などをおこなっている事業所となっている。
運営基準違反および不正請求による違反
発表によると2つの事業所は平成25年度から平成26年度に改善すべき点があると横須賀市から指摘を受けていた。その後、改善したと報告をおこなっていたが、同様の違反を繰り返しおこなっていた。
今回の処分で受け取った不正請求の総額は約1,960万円、介護保険法の規定により時効は2年と定められているため、すでに時効となった額は約1,385万円となる。返金を求める額は、時効を迎えていない約575万円に40%の加算金を加えた合計約805万円となる。
横須賀市報道発表
https://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/横須賀市
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