学んで支援する
三重大学医学部附属病院がんセンターが、5月16日(土)午前10時より、三重大学山翠ホールにおいて市民公開講座を開催すると発表した。この講座は「EKIDEN FOR LIFE生命の駅伝」という、三重県と三重大学が共催の、広く募金を募ってがん研究を支援する啓発活動の一環として開催される。
がん治療の今を知る
講演(1)は兵庫医科大学放射線科の准教授、山門享一郎氏による「がんに対するラジオ波治療と凍結療法」。ラジオ波という電磁波を発生する針をがんに刺して電磁波を発生することでがんを焼き切るという「ラジオ波凝固療法」と周囲に氷を形成する針を用いてがんの治療を行う「凍結療法」についての講演。
講演(2)は三重大学大学院、遺伝子・免疫細胞治療学教授の影山慎一氏による「がん免疫療法、最近の進歩について」。がんの治療として期待されている免疫療法の最近の進歩と、がん細胞を監視する免疫力の仕組みについての講話が行われる。
走って支援する
今回で21回を数える同活動は、15日(金)に伊賀市役所をランナーがスタート、23日(土)中部台運動公園をゴールとして三重県を駅伝で一周する。24日(日)にはファイナルイベントが行われる。走る、サポートする、募金をする、Tシャツを購入するという4つの参加方法があり、ランナーとサポータの募集を行っている。
(画像はプレスリリースより)
三重大学病院ホームページ 市民公開講座のお知らせ
http://www.hosp.mie-u.ac.jp/2015/04/10/20150516/生命の駅伝ジョイント市民公開講座プレスリリース
http://www.mie-u.ac.jp/topics/events/20150516