ケアマネジメント・オンラインの会員を対象
株式会社インターネットインフィニティーは、2015年2月25日(水)から3月4日(水)までの期間、ケアマネジメント・オンラインの会員であるケアマネジャー(以下、ケアマネ)を対象に、介護現場における“やわらか食”の使用実態についての調査を行った。
継続的に購入しているのは1割未満
調査によると、“やわらか食”を継続的に購入している利用者の割合は「1割未満」と答えた回答者が76%、「1割以上3割未満」と答えたケアマネは18%であった。
また、回答者が担当している利用者のうち「“やわらか食”を継続購入したほうがよいと思う割合」は、「1割未満」と「1割以上3割未満」を合わせて約92%となり、“やわらか食”が適していると思いながらも、実際には購入に至っていない利用者がいることが推測されるとしている。
ケアマネが重視するポイントは
ケアマネが“やわらか食”について重要視しているポイントは、「食べておいしいこと」が78.8%、「価格が1個300円以下」が74.8%、「様々な味やメニューがあること」が73.2%。
これらに比べて調理方法や、保存に関する項目は重要視するケアマネの割合が低いこともわかった。
本人が購入するケースは21%
“やわらか食”を実際に購入しているのは、同居の家族や配偶者が多く、利用者本人が購入するケースは20.8%にとどまった。
また、“やわらか食”について各メーカーが改善すべき点については、「値段の低価格化」が79.9%、「おいしさの向上」が70.4%、「商品ラインアップの増加」が45.4%で上位を占めた。
株式会社インターネットインフィニティーのプレスリリース
http://iif.jp/common/img/IIFRelease150313.pdf