アプリ開発者向けに「Ari」販売開始
GMOインターネットグループのGMOクラウド株式会社は、On The Go Platforms社のアプリ開発者向けのジェスチャー認識ソフト「Ari(アリ)」の日本国内販売を、2015年3月10日より開始した。日本・アジア地域での独占販売契約を締結、アプリやゲームの開発を促進する。
ジェスチャー機能に躍進
同製品は、米国のOn The Go Platforms社(OTG)が開発、2014年10月に正式にリリースしている。ジェスチャー機能は家庭用ゲーム機に搭載されているが、ハードウェアの必要性などから未だ活用の多様化には至っていない。
これに着目したOTG社は、モバイル端末のカメラを活用してジェスチャー認識機能を簡単にアプリに実装できるソフトウェア開発キットを生み出した。さらに、上下左右の動きだけでなく、押す・引くなどの奥行きを認識することも可能。
日本に期待されるアプリやゲームの開発
例えば、カメラ付きのスマホやタブレットに同製品を導入し、音楽アプリをインストールすれば、調理や食器洗いなどの手が塞がった状態、また自動車の運転中に目線をディスプレイに向けられない状態などでもジェスチャーで音楽鑑賞が可能になる。
GMOクラウドは日本国内だけでなく、世界各国にクラウド事業を展開している。今回「Ari」のアジア地域での独占販売契約を締結し、まずは日本国内で製品普及とアプリ・ゲームの開発促進に臨む。
(画像はプレスリリースより)
GMOクラウド株式会社のプレスリリース
http://www.gmo.jp/news/article/?id=4760Ariのサイト
http://otgplatforms.jp/