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2025年07月05日(土)
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熊谷組、インフラ劣化を音で診断するカメラを開発

熊谷組、インフラ劣化を音で診断するカメラを開発

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音源の方向性を正確に探知する「指向性音カメラ」
熊谷組は2月23日、「指向性音カメラ」を開発したと発表した。

「指向性音カメラ」は既存製品「音カメラ」の技術を向上させたもので、特定方向から届く音を可視化して表示するカメラである。壁などの遮断物に囲まれて反響音が干渉する空間でも、音の発生方向や大きさなどの情報を確認できるようになった。

熊谷組は人の目に見えない音が視覚化できれば、これまで以上に便利になるという発想の元、平成13年に中部電力と信州大学の山下恭弘名誉教授と共同で、「音カメラ」を開発した。

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橋梁劣化の診断ツールとして積極展開
「音カメラ」は全方位の音が計測でき、デジタルカメラから取り込んだ画像に、計測した音の情報を表示して記録するカメラである。ただし壁などで囲まれた空間では、本来の音源から届く音と、壁などに反射した音が干渉して、正確な音源の方向などが特定しにくいという弱点があった。

そこで開発されたのが「指向性音カメラ」である。カメラが向いている方向から届く音を効率的に計測し、リアルタイムに表示する。測定可能な周波数範囲は1000Hz~6500Hz。

今後は喫緊の課題である橋梁の老朽化問題に対応すべく、橋梁の劣化点検用のツールとして、「指向性音カメラ」を積極的に提案していく方針だ。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

株式会社熊谷組のプレスリリース
http://www.kumagaigumi.co.jp/press/2014/pr_150223_1.html

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