急成長するブラジルの自動車市場
アメリカの大手自動車部品メーカーであるボルグワーナーは5日、ブラジルに新しいエンジニアリング・センターをオープンしたことを、プレスリリースで報じた。
急成長を遂げているブラジルの自動車市場に向け、ブラジルのイタチバに建設された2000平米の施設で、最先端の応用エンジニアリングと研究開発が行われる。
総面積21000平米の敷地に、乗用車・商用車向けのターボチャージャーや、ビスカスファン・ファンドライブ・エンジンタイミングシステムと、排気システムなどの生産施設も併設している。
新しいエンジニアリング・センター
ボルグワーナーは、サンパウロから80kmほどにあるイタチバ市で、戦略的な立地となる主要開発地区にセンターをオープン。
ブラジル政府が打ち出す「INOVAR−AUTO」に基づき、ボルグワーナーは迅速なマーケットソリューションで、正確に市場のニーズに適合した新しい技術で顧客をサポートする。
この新しいエンジニアリング・センターでは、2台のエンジン用テストスタンドが設置されている。エタノールを混ぜたフレックス燃料エンジンなど、ブラジル自動車市場向けのエンジン技術を開発し迅速なテストを行うことが可能となっており、将来的にテストスタンドを4台に増設する見込みだ。
ボルグワーナー
http://www.borgwarner.com/en/default.aspxボルグワーナー・プレスリリース
http://www.borgwarner.com/en/News/PressReleases/