大京「リ・モデル事業」第一弾
大京グループは27日、「大京バケーションレンタル事業」を3月より沖縄で開始することを発表した。
この事業は、高齢化や建物の老朽化、空き家の増加などの問題を解決する「リ・モデル事業」の第一弾として開始される。
マンションの空室をホテルに
この事業では、大京グループが受託管理しているマンションの空室を、ホテルのような形態で賃貸するもの。
事業の形態としては、大京グループがマンションのオーナーとサブリース契約、または委託契約を結び、マンションへの滞在者と賃貸借契約、または付随契約を結ぶというかたちとなる。
今後の展開は?
大京グループが沖縄で受託管理するマンションは、現在約6000戸となっている。
また、国家戦略特区の対象区域となってる沖縄では、国家戦略特別区域法第13条の旅館業法適用除外の認定事業が開始されれば、7~10日以上の定期賃貸借契約が可能となり、マンションの空室を利用しやすい仕組みが整うことが予想される。
このような状況から大京グループでは、将来的には、ホテルライクな家具を設置するリフォーム工事に加えて、リゾート関連サービスの提供をオリックスグループや地元企業等と連携して行い、観光振興に貢献したい、としている。
将来の展望として大京バケーションレンタル事業としては、2020年には売り上げ20億円を目指し、主に三大都市圏で積極展開していく予定だ。
(画像はニュースリリースより)
大京グループニュースリリース
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