Time社、スタイリストが洋服を選んでくれる「Keaton Row」に出資、雑誌メディアのEC強化
2015年1月21日、現地時間午後12:43分、一大メディアを築いているニューヨークのTime社は、創業2年のKeaton Rowに戦略的投資を行うことをプレスリリースサイトで発表した。新規コンテンツの開拓が狙いだ。
Time社は、People Style watchなどのファッション性の高いサイトや、似た属性のInstyleなどの女性雑誌を手がけており、これらコンテンツが服のコーディネート提案、販売を行うKeaton Rowとの相性が良いと判断したためだ。
Time社の雑誌Instyleはコンテンツの83%以上が美容やファッションの購買や紹介内容となっている。Keaton Rowのサイト利用者を含め、両者のマーケット対象人数は、なんと2,100万人にもなる。ユーザーにとっては選択肢が大幅に増えることになりそうだ。
Keaton Rowのパーソナルスタイリングとは
「忙しいすべての女性のため、個人的なスタイリングが容易で、豪華で、便利に、使える。」
そんなサイトとして、2013年1月に設立されたのがKeaton Rowだ。スタイリストとクライアント、そして販売者をつなぐはじめてのECサイトとなった。
スタイリストにとって、Keaton Rowというツールは起業の機会を得られるので、同社SEOが語る設立の理由の一つとされる。
売り上げを作るために、販売系ECサイトを通じて数百あるブランドなどから、担当のスタイリストが利用者に似合うコーディネートを合わせる。
これまでにも多数の投資家が資金を提供してきた、今勢いのあるサービスだ。
Time社は1億3000万人以上の消費者とつながっている巨大メディア
Time社は言わずもがなアメリカの巨大メディアである。40もの運営サイトを合計したページビューは平均1億ビューを超える。
巨大メディアとニーズのあるベンチャーECとが重なるとどうなるのか、是非今後に期待したい。
(画像はKeaton Row公式サイトより)
プレスリリースサイト
http://www.businesswire.com/news/Keaton Row 公式サイト
https://www.keatonrow.com/