ボッシュ・インドでガソリン系事業を促進
テクノロジーとサービスの、主要なサプライヤーであるボッシュは22日、インドで6番目となる製造工場をタミル・ナドゥ州ギャンガイコンダンにオープンしたことを、プレスリリースで報じた。
新施設はおよそ5億インドルピー(620万ユーロ)を投資し、6500平米の土地に建設された。ボッシュ・インドでは、新工場で製造を局所化しコスト競争力を強化することで、ガソリン系事業の促進を見込んでいる。
電子制御燃料噴射システム
ボッシュは、インドにおける競争的な二輪車市場に参入するにあたり、電子制御燃料噴射システムを戦略的に重要視している。
新工場では、自動車と二輪車システムのための、「パワートレイン・センサー」、「燃料配送モジュール」、「エアー・マネージメント・コンポーネント」を製造する。
インド最大手の自動車部品メーカーとなったボッシュはこれまでに、インド国内で10の工場と7つの研究・開発施設を保有。ボッシュは同社のガソリン系事業にとって、インドのように重要な成長市場で、強力な製造拠点を保有することが重要だと考える。
インド市場を重要視しているボッシュは、現地生産が可能となった最高水準の技術で、ガソリン系事業による市場占有率を上昇させる考えだ。
ボッシュ
http://www.bosch.com/en/com/home/ボッシュ・インド・プレスリリース
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