「大阪研究開発センター(仮称)」を新設
宇部興産株式会社が、2016年7月に「大阪研究開発センター(仮称)」を堺工場内に新設することを決定した。
宇部興産は、将来の事業拡大のために機能品分野の研究開発拠点新設を計画している。工場が立地する山口地区や、千葉地区以外にも、電池材料などの機能品の製造拠点がある大阪地区を軸に検討を進めてきた。
スピーディーな開発を目指す
大阪地区では、堺工場内の開発部と枚方市の研究所を閉鎖している。今回同じ地区内で約20年ぶりの研究開発拠点となる施設を開設。新しい手法で成果を出すことを目標とする。
この施設では電池材料や電子材料、自動車部品等に関する素材や加工、生産方法について要素技術研究、開発、生産技術などを一貫して効率的に行う。今後は将来の新製品を創出する中心拠点となる。
大阪研究開発センター(仮称)概要
所在地:大阪府堺市西区築港新町3丁1番地、堺工場内
建物概要:鉄骨造、地上3階建て。延床面積:約3,300平方メートル
建設計画:2015年1月着工、2016年7月完成(予定)
施設構成:研究開発棟、試作棟
人員:当初は50人規模にてスタート、将来的には250人規模を予定(ニュースリリースより引用)
(画像はニュースリリースより)

宇部興産株式会社 ニュースリリース
http://www.ube-ind.co.jp/japanese/news/2014/