タイの新工場でトランスミッションの量産を開始
マツダは、1月13日、タイ王国チョンブリ県に建設した新工場「Mazda Powertrain Manufacturing(Thailand)Co, Ltd.」(以下、MPMT)で、トランスミッションの量産を開始したことを発表した。
同社では、重要施策の一つとして「グローバル生産体制の再構築」を掲げており、今回のトランスミッション量産開始もその一環と位置付けているという。
40万規模の生産能力
MPMTの年間生産能力は40万基規模。防府工場(山口県防府市)のトランスミッション工場と合わせると、約154万基の生産が可能となる。
今回、MPMTで生産を開始した新型自動変速機「SKYACTIV-DRIVE」は、マツダの新世代技術である「SKYACTIV技術」を搭載。「走る歓び」と「優れた環境・安全性能」の両立に貢献するという。
なお、MPMTで生産する「SKYACTIV-DRIVE」は、タイのオートアライアンスを含むグローバル生産拠点で、新型「Mazda2」(日本名:デミオ)、新型「Mazda3」(日本名:アクセラ)などに採用される計画だ。
タイ経済の発展に貢献
マツダは、今回の量産開始により、「SKYACTIV-DRIVE」をグローバルに供給できる生産体制を構築したことになる。
同社では、今後も、タイの自動車産業を支え、リードする人材を育成し、タイ経済の発展に貢献できるよう取り組むとともに、顧客との間に特別な絆を持ったブランドになることを目指す方針だ。
(画像はニュースリリースより)

マツダ ニュースリリース
http://www.mazda.com/jp/publicity/release/2015/201501/