横河電機、中国の石油精製プラント向け制御システムを受注

横河電機は、横河電機（中国）有限公司が、現在計画が進行している中国西南部で最大級の石油精製プラント向けに、制御システムを、中石油雲南石化有限公司より受注したことを発表した。

中国雲南省において計画される、石油精製プラント等の建設の第1期プロジェクトとして、中石油雲南石化有限公司が安寧市工業団地に建設を計画する石油精製プラント（年産1,000万トン）向けに納入するもの。2015年にはプラントの稼働開始が予定されている。

横河電機（中国）は、石油精製プラントの主要な設備を監視・制御する統合生産制御システムである「CENTUMR　VP（センタム・ブイピー）」を納入し、エンジニアリング、据付支援、試運転支援を行う。

横河電機では、1975年に世界初の分散形制御システムを発売して以来、さまざまな新しい技術を取り入れ、2008年に、理想の操業を実現する新シリーズとして「CENTUM VP」を発売。継続的に機能強化を図り「CENTUM」シリーズ全体としては、全世界で2万5,000システム以上の納入実績を誇る。

2015年2月には、“理想の工場(VigilantPlant)”のビジョンのもと、中核となるCENTUM VPの革新的な強化を図り、その第一段階として、機能を大幅に拡張した「CENTUM VP R6.01」が販売開始予定となっている。




横河電機　プレスリリース
http://www.yokogawa.co.jp/cp/press/2014/