大規模なレーザーカッティング工場
Gestamp は、1430万ユーロを投資した新しい特殊なレーザーカッティング工場を、スペインのアラバ県、リバべヨッサにあるArasur工業団地内に建設することを発表した。
今回の工場は、Gestampグループの中で、初めてエウスカディに建設されるもので、新しい建物は、8500メートルにおよぶ工場サイト内に配置され、ヨーロッパで最大となる。
工場には、14のレーザーカッティングセルと、ロボット溶接セルが装備され、これらの機械は、フォルクスワーゲン、セアト、オペルのための部品を切断するために使用される。
工場では、2017年の製造開始を目指して、11月からレーザーセルが徐々にインストールされ、約100人の従業員の新規雇用が計画されている。
バスク地方当局の協力
今回のプロジェクトは、今年3月にGestampが発表したエウスカディの投資の一部。同社は、新しい技術の研修に関してグループの中心となる、Gestamp技術研究所(GTI)のエウスカディで設立を容易にするために、バスク地方当局とプロトコルの契約を締結している。
Gestampの北欧部門のディレクター、ウナイ・アギーレ氏は、次のように強調した。
「我が社は、産業界のニーズを完全に理解し、それにコミットする忠実なパートナーを見つけました。バスク地方は、Gestampが活動の初めから強い存在を確立でき、産業活動を行うのに有利と考える地域なのです。」(プレスリリースより引用)
会社の中枢機能であるエウスカディ
現在、Gestampはエウスカディにおいて、Gestamp BIZKAIA、Matricerias Deusto、Adral、Gestamp Tool Hardening、Loire Safeという5つの工場があり、バスク地方には1,600以上の従業員を有している。
また、エウスカディは、ヨーロッパ大陸に21の工場を擁する北欧部門の本部であり、シャーシ、スタンピング、機械のためのグローバルな意志決定を行うセンター。アモレビエタのR&Dセンターとともに、集中的なイノベーション業務を行っている。
(画像はプレスリリースより)
Gestamp Press releases
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