競技を通してサービスセンターの技術向上を図る
韓国の大手自動車メーカーヒュンダイは、11回目の開催となる世界スキルオリンピックを、同社のテクニカル・トレーニングセンターで開催したことを明らかにした。
1995年に初めて開かれたコンテスト以来、2年に一度開催されてきた同コンテスト。ヒュンダイの組織的なトレーニングを通し、技術者のスキルを向上し、新しいサービスの情報を技術者間で共有する目的を持っている。
また、コンテストの最終的なゴールは、世界中のヒュンダイ・サービスセンターにおける専門的な技術を向上し、顧客の満足度を高めることにある。
実務的で理論に基づいた知識の強化
世界55か国から、自動車のスペシャリスト84名を含む合計150名が韓国に集結した。
コンテストは、オリンピックスタイルで行われ、各自の最新技術が競われた。競技は筆記試験を含み、「エンジン」「電気装置」「シャシー」「オートマチック・トランスミッション」を始め、様々なコンポーネントへの実用評価が行われた。
5日間にわたり行われたコンテストは、ロシアのllya Khlystovが金メダルを獲得した。
ヒュンダイは、こうしたカスタマー・サービスの経験を生かし、世界的な自動車メーカーとしての競争力アップにつなげていく意向だ。
(画像はプレスリリースより)
ヒュンダイ
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