宝物館にLED照明を設置
東芝ライテック株式会社は遊行寺宝物館に展示室照明として、LED照明器具を納入したと発表した。LED照明器具を設置したことによって、これまで使用していた設備と比較すると消費電力を約50%削減することが可能となる。
今回東芝ライテックは7月から行われていた宝物館のリニューアルにあわせて、展示ケース内のLEDベースライト42台とLEDスポットライト12台を納入した。
LEDの照明については、展示物を最適に見せることができる照明にするということで何度も検討した。ベースライトについては色温度や演色性、光束などを選択することができる受注システム「オーダーセレクション」を採用。展示品を照らすスポットライトは、平均演色性評価指数Ra95のモデルを取り入れている。
省エネにも貢献
遊行寺宝物館は1977年に開設。時宗総本山清浄光寺の仏教美術を中心とした多数の絵画や、書跡、工芸等を保管する施設だ。
納入したLED照明器具はこれらの歴史ある貴重な展示物を最適に見せることができ、そのうえ省エネにも貢献する。
今年は東芝の創業者のひとりである藤岡市助博士が、日本初の白熱電球を製造するために「白熱舎」を設立してから、125周年だ。今後も様々な場所での最適な明かりソリューションを提供していく。
(画像はプレスリリースより)
東芝ライテック株式会社 プレスリリース
http://www.tlt.co.jp/tlt/press_release/p151009/p151009