科学立国としての成長の糧に
筑波大学出身経営者でつくる「筑波みらいの会」が運営する一般社団法人 筑波フューチャーファンディングは、こまでのクラウドファンディングの一般的な在り方を脱皮させる試みとして、筑波大学と共同した『大学クラウドファンディングサービス「筑波フューチャーファンディング(TFF)」』をスタートすると発表した。
政府が推進している産官学連携基本戦略では、資源に乏しい日本を科学技術力立国として世界で躍進させるために、大学で育まれる「知」をビジネス・産業界での「価値」へ明確に昇華させようという基本姿勢をとっている。
若い頭脳による柔軟な発想を期待
そんな中、学都・つくば市を毎年優秀な起業家を生み出す“日本のシリコンバレー”とする構想を掲げる筑波みらいの会は筑波大学と共同し、起業家教育のサマーセミナー「Tsukuba Creative Camp (TCC)」 を学生向けに開催している。
また今年度からは筑波大学においてTCCが正規の授業となるなど、未来を見据えた起業家教育への取り組みを本格化させている。
TFFはこうした流れを更に強めるため、学生の起業や企画を支援するシード資金の提供方法として準備が進められてきたものだ。
今回は1年間の運用経験が実施されるにあたり、クレジットカード決済機能などのクラウドファンディングとして充実した機能を実装させ、満を持しての本番リリースに至った次第だ。
“日本のシリコンバレー”からクリーンエネルギー分野のイノベーションが生まれる日も、そう遠くないかもしれない。
暖めている夢や企画を実現したい筑波大学の在学生・卒業生がTFFを通じて企画内容や必要な資金を発表。提案者はTFFと共にその情報をより多くの方へ届け共感を得ていくことで、必要な資金を「寄付」の形で集めていきます。
(プレスリリースより引用)
(画像はプレスリリースより)
筑波フューチャーファンディング プレスリリース(ValuePress!)
https://www.value-press.com/pressrelease/147766筑波フューチャーファンディング(TFF)
http://www.tff.or.jp/