タクシー会社の役員らが謝罪文を持って謝罪
中国版ツイッター・微博(ウェイボー)に、日本でタクシーの乗車拒否に遭い、タクシー会社に抗議を行ったところ、会社の役員らから直々の謝罪を受けたというコメントが投稿された。
投稿者は日本在住の中国人。その日は中国から来た友人と夕食をとった後にタクシーでホテルに帰ろうとしたところ、乗車拒否に遭ったという。
投稿者がこの件についてタクシー会社にクレームを出したところ、タクシー会社の役員らが謝罪文を持って謝罪しに訪れたうえ、運転手に対する処分と、すべての従業員に2日間の特別研修を行うことを約束したとのことだ。
この騒動に対して微博(ウェイボー)上では多くのコメントが投稿されている。乗車拒否をした運転手に対しては「日本のタクシー運転手はマナーがなっていない人が多い」、「プロとしてレベルが低すぎる」などの意見が挙がり、謝罪したタクシー会社には「会社の上層部が頭を下げて謝罪するなんて、まじで驚いた!心から震撼された」、「中国のタクシー会社がマネするとしたら、毎日謝罪に行く人の数がタクシーの数の5倍は必要」などのコメントが投稿された。
アンケート調査を実施。「中国ではよく乗車拒否される」が42%
この騒動は中国のメディアでも報じられ、大きな反響を呼んでいる。網易新聞は微博(ウェイボー)上で拡散された実際の謝罪の写真とともに報じ、インターネット上でアンケートを実施した。
日本のタクシー会社の謝罪をどのように見るか?、タクシーの乗車拒否に遭ったことがあるか?などの質問に、4つの選択肢から1つを選んで答えるといった内容で、結果は「中国ではよく乗車拒否される」が42%と最も多い回答となった。
次いで「謝罪したのは日本のタクシー業界の素質が高いことを示している」が39%、「日本人なら乗車拒否したかと聞いてみたい」が11%、「当然、謝るべき」が8%となっている。
コメント欄には「どっちにしても、中国のタクシー会社は謝らない」、「こんなのが話題になるのか?おれは何十回も拒否されてる」、「日本でもこういうことがあるってことがわかった」などの声が寄せられた。
(画像はイメージです)
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