ミャンマーの日本法人に水を安定供給
クボタは7月28日、エースコックがミャンマー連邦共和国に新設する即席麺工場において、水処理施設の建設工事を請け負ったと発表した。
契約先はエースコックの現地法人であるエースコックミャンマー社で、2017年4月の完成を目指す。
工場に不可欠な水供給設備
エースコックミャンマー社は、これまでも麺食文化のあるミャンマーに向けて即席麺を販売してきた。今回、ミャンマーの急速な経済発展を見込み、さらなる供給拡大を目指して現地生産を開始する。
新工場ではジャパンクォリティーの高品質な製品の提供を目指しており、そのために不可欠なのが安心して使用できる水設備である。
クボタ独自の水供給および排水処理技術に加え、ミャンマーでの用水・排水処理施設の点検・メンテナンスを生かした水供給システムが評価され、今回の受注が決定した。
今後の方針
ミャンマーでは民主化と経済改革が急ピッチで進められており、今後も経済成長を見込んだ外資系企業の進出が予想される。
クボタは水処理エンジニアリングの技術と、現地での維持管理支援サービスを通じて、工業団地のインフラ建設はもちろんのこと、入居企業向けの水処理設備の提供を積極的に展開していく方針だ。
(画像は、クボタのホームページより)
株式会社クボタのニュースリリース
http://www.kubota.co.jp/new/2015/15-41j.html