「かにこちゃん」グッズ、がん研有明病院内のファミリーマートで
「かにこちゃん」は、がんと共生する現代にふさわしい、親しみのもてるキャラクターとして、公益財団法人がん研究会により、公式に選定された。今年の6月1日からはグッズ2点の販売が、がん研有明病院の院内ファミリーマート店舗で開始された。
「かにこちゃん」のイメージは、同じく6月に開始されたがん研支援自動販売機のデザインにも使われている。がん研支援自販機は、キリンビバレッジ株式会社と共同で製作された。売り上げの一部はがん研に寄付され、がんの研究や医療機器整備の資金として役立てられる。
患者や職員221名による応募デザインの中から
がん研では1967年から「蟹(かに)」をモチーフにしたシンボルマークを用いてきたが、がんと共生する現代において、がんへの理解と関心をさらに広めていくために、2014年、親しみをもてるキャラクターとして「かにこちゃん」を選定した。
デザイン募集は、がん研有明病院で行われ、子どもから大人まで患者や職員など221名が応募した。選考委員会による審査、全職員と患者による投票を経て、同病院の看護師がデザインした「かにこちゃん」が公式キャラクターに選定された。
モチーフとなっている蟹(かに)とがんの関係について、がん研はプレスリリースの中で、「がんは英語で cancer、 ドイツ語で Krebs であり、これらの語源はギリシャ語で「蟹(かに)」を意味する Karkinos だと言われている」と説明している。
(画像はプレスリリースより)
がん研有明病院のお知らせ
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