早期診断の重要性
東邦大学医療センター大森病院が先端健康解析センターにおいて、6月15日(月)よりPET-CT ドックを開始したことを発表した。PET-CT検査は通常の健康診断で見つけることが難しいとされている小さながんでも早期に発見・治療ができると期待されている。
検査を組み合わせて早期発見
同ドックのメニューはPET-CT 総合がんドック「167400円(税込み)」とPET-CT がんドック「120000円(税込み)」の2種類。健康保険の対象外なので自費扱いとなる。総合ドックは血液検査(腫瘍マーカーやピロリ菌胃炎検査)とPET-CT 検査を組み合わせることで、より精度の高いがん検査ができるとしている。
検査の所要時間は約3時間で、検査用の薬剤を注射した後の休憩時間などを含んでおり実際のPET撮影時間は30分程度。精神的な負担を感じることが少なく、機械に横になっているだけで検査が終わるので痛みや不快感は殆どない。被曝量も人体に影響が出ることが殆どない約10ミリシーベルトで、これはCT検査と同等の量となっている。
検査結果は2週間後に郵送される。希望があれば医師からの説明を受けることもできる。予約は電話、もしくは同院の1号館1階医事課0番窓口で受け付けている。
(画像は東邦大学医療センター大森病院プレスリリースより)
東邦大学医療センター大森病院PET-CTドック開設プレスリリース
http://www.omori.med.toho-u.ac.jp/jusin/pet_ct20150527.html