豊田自動織機との合弁会社
大手自動車部品サプライヤーであるデンソーは11日、豊田自動織機との合弁会社として米国のミシガン州ジャクソン郡に設立したMichigan Automotive Compressor, Inc. (以下、MACI)において、エアコンコンプレッサーの生産累計が近日中に1億個に達する見通しであると発表した。
MACIは1989年に設立され、現在、ジャクソン郡で最大の雇用主となっており1,050名の従業員が働いている。エアコンコンプレッサーをGM、クライスラー、フォード、トヨタ、ホンダ、フレイトライナー、ジョン・ディア向けに生産している。
従業員達の努力が成功のポイント
工場の設立以来25年にわたりMACIは3度の工場拡張を行っており、現在は100万平方フィートの規模となっており、従業員数も250名から1,050名に大幅増員されている。
生産施設に対しても大規模な投資が行われており、近年自動車業界で需要が増えているバリアブルタイプのコンプレッサー向けに最新の生産ラインとセルも設置された。
MACIの車両であるトッド・イシカワ氏は次のように語っている。
「従業員は品質管理を重視しており、設備ではなく従業員達が成功へのかぎとなっている。将来の成功に向け、従業員達は活動を着実に積み重ねている。」(ニュースリリースより引用)
デンソー ニュースリリース
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