持続可能な発展を目的とした次世代教育支援の促進
ユネスコとパナソニック株式会社は、今年11月に基本合意を締結した「ミャンマーの世界遺産候補地であるバガン遺跡周辺地域の持続可能な発展を目的とした次世代教育支援の促進」において、12月22日にバガン遺跡周辺学校への「エネループ ソーラーストレージ」500台寄贈などの共同プロジェクトを開始した。
全世界に占める無電化地域人口は約12億人、無電化率は約17%を占める。無電化率68%と言われるミャンマーの若者が勉強する環境を整え、ミャンマーの持続可能な発展へ貢献する。
子供たちがいつでも学べる環境作りを目指して
世界三大仏教遺跡の1つと称され、2017年の世界遺産登録を目指すバガン遺跡周辺の無電化地域の学校約40校にLED照明付小型蓄電システム「エネループ ソーラーストレージ」を500台寄贈された。
限られた日照時間の中、明かりの少ない教室で学習をする状況下にあり、恵まれた教育環境ではないが、同製品の寄贈により、学校に明るくて安心な灯りを提供し、若者が学ぶ環境作りを支援する。
また、次世代を担う、バガン遺跡周辺の無電化地域在住の若者や教育者・指導者を対象に、バガン遺跡周辺地域の持続可能な発展を目的とした教育支援プロジェクトを実施する。
国を支えるリーダーの育成に向け、教育省、地元政府や地域とのパートナーシップで“持続可能な成長”、“科学”、“社会”の3つの分野を網羅した教育カリキュラムを今後2年間に亘って教育省と共に作成し、実施していく。
加えて、工場やショールーム等でのイベントや、社員による出前授業や教材の提供で、パナソニックが提供する「エコ・ラーニング・プログラム」との連携する。
次世代を支える子供達の環境に対する意識を高めて、具体的なアクションを起こすきっかけづくりとなる環境教育プログラム「エコ・ラーニング・プログラム」も展開していく。
(画像はチャンネルパナソニックより)
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