卸売り事業を強化
フェデラル・モーグル・モーターパーツは11月25日、Loxley Public Company Limitedとタイに合弁会社を設立すると発表した。
フェデラル・モーグル・モーターパーツが過半数の議決権を保有することで、タイの自動車部品ディストリビューターであるParts Zone (Thailand) Co., Ltd.の事業運営をコントロールできるようになる。
新たに設立される合弁会社はバンコクに本社をおき、現在、Parts Zoneはタイ国内のバンコクに2店舗、チエンマイスラートとターニーに各1店舗の計4店舗を保有しているが、今回の合弁設立により、今後10ヵ所以上の新店舗を増やしていく見通しである。
アジアにおける戦略的な事業拡大
フェデラル・モーグル・モーターパーツのアジア太平洋地区担当の社長であるキース・パワー氏は次のように述べている。
「東南アジアの市場において豊富な経験があり、またタイの有力企業であるLoxleyとフェデラル・モーグル・モーターパーツがパートナーになれたことを嬉しく思う。Parts Zoneの事業の成功を通じて両社のパートナーシップを継続していきたい。」
(プレスリリースより引用)
フェデラル・モーグル・モーターパーツによると、今回の合弁会社の設立は同社のアジア太平洋地域での事業拡大という戦略的な判断によるものであり、Parts Zoneはフェデラル・モーグル・モーターパーツのタイおよびアジア地域におけるプレミアムブランドの製品として中心的な位置づけを担うものとなる。
また、2015年に発足予定のASEAN経済共同体を念頭においた動きでもある。
フェデラル・モーグル プレスリリース
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