約2.5GW/年の発電量
島根県松江市に中国地方最大のメガソーラー「エクシオ松江ソーラーファーム」が完成した。
株式会社協和エクシオが設計、施工は株式会社佐藤組で、施設の運営にあたるのは株式会社協和エクシオ。
今年5月1日に着工、11月に完成、11月2日より売電開始、19日、同プロジェクト関係者らによる開所式が開催された。運用期間は2035年11月までの予定。
協和エクシオの太陽光発電プロジェクト
太陽光発電モジュールの出力は約2,328kW(約2.3MW)で、推定年間発電量は約2,540,000kWh/年(約2.5GWh/年)となる見込みで、2013年に運転を開始した同社初のメガソーラー「新府ソーラー発電所」の年間発電量約1,500,000kWh/年(約1.5GWh/年)を大きく上まわる見通し。またこの規模の太陽光発電施設は中国地方では初。
中国地方では、鳥取県米子市にソフトバンク鳥取米子ソーラーパークが運転を開始(2014年2月)しているほか、今年9月には同じく鳥取県米子市に京セラTCLソーラー合同会社による「鳥取・米子メガソーラー発電所」の建設が開始している。
また、先月10月1日には協和エクシオが同じく中国地方の山口県熊毛郡平生町に出力約1.25MWのメガソーラー「エクシオ平生ソーラーファーム」の建設を発表している。
太陽光発電は、同社の電気設備エンジニアリング事業の一部で、太陽光発電施設の運転を開始したのは2012年11月。以降、千葉県南房総市、福島県いわき市など各地に施設を建設、運営している。
株式会社協和エクシオの太陽光発電事業(一部)
2012年11月
府中総合技術センタ(東京都府中市)での稼働開始
2013年9月6日
初のメガソーラー「新府ソーラー発電所」が山梨県に完成
2014年1月
メガソーラー発電施設2カ所を含む全国4カ所で発電事業
2014年1月29日
協和エクシオ南房総ソーラーファームが完成
2014年4月16日
福島県いわき市でメガソーラー発電設備設置工事を完成
2015年10月1日
山口県熊毛郡平生町のメガソーラー建設を発表
2015年11月20日
島根県松江市に「エクシオ松江ソーラーファーム」が完成
(画像はプレスリリースより)
株式会社協和エクシオ
https://www.exeo.co.jp/news/15/news20151120.pdf