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2024年11月30日(土)
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【南海通運】ミャンマーからタイ陸送経由で日本への物流を開始

【南海通運】ミャンマーからタイ陸送経由で日本への物流を開始

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バンコク経由で1週間の納期短縮
南海通運株式会社はタイとミャンマーをつなぐ国境陸送混載便の第2弾として、ミャンマー国内の工場から国境を通過してタイの首都バンコクまで陸送し、その後バンコク港から船便で日本国内の主要港へ輸送する一貫物流を2015年11月より開始したことを発表した。

同社は今年4月より、タイのバンコクからミャンマーのヤンゴンまでの国境陸送混載便を開始。

その後、物量・荷主数が共に伸びる中、顧客より逆方向の輸送に関する納期短縮の要望が増えたため、逆方向の陸送に加え、「バンコク経由陸海ルート」が実現した。

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これまでの「シンガポール経由海上ルート」と比較すると、約1週間の納期短縮となる約2週間(13~15日)での納期が可能となった。

そのため、ミャンマーへの発注の幅が広がることが期待できる上、タイ・ミャンマービジネスの促進にもつながる。

また、アメリカ経済制裁などの影響を受ける港湾貨物や航空貨物の混乱を避ける「第3のルート」として、国際社会からの注目度も高い。

課題も残るが大きなメリットも
これまで、ミャンマー国境付近の山岳部「ミャワディ」から「コーカレイ」にある約40kmの悪路が国際物流のネックの1つであり、4時間もの時間を費やさなければならなかった。

しかし、今年8月にバイパス道路が開通。大幅に安全性が改善され、相互通行も可能となった上、時間も40分程度に短縮されて利便性も大幅に高まった。

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現在のところ、ミャンマーとタイ間はトラックの相互乗り入れが認められていないため、国境での載せ替えが必須。また、バンコクでのコンテナバンニングも発生するため、コスト的には割高となっている。

一方、納期短縮と貨物追跡情報の透明性など大きなメリットもある。

今後は、価格をどの程度抑えられるかが課題となるが、それを実現するためにはトラックの利用効率アップなどが不可欠だろう。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

南海通運株式会社
http://www.nantsu.jp/

南海通運株式会社のプレスリリース
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/

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