自死のない社会をつくりたいから
「イキル応援プロジェクト Life Power」は、うつで社会参加が難しい人と保護者をサポートするプロジェクトを始動させる。
期間は2014年6月より1年間、大阪の蛍池公民館を、うつ病の当事者とその家族・友人などに向けて「居場所」として提供する。その名も、“うつのE場所 『ちゃんす』”
創始者は横山留美子さん。自身の息子さんをうつによる自死で亡くしている。息子さんを失ったことの悲しみや悔しさを、自死防止活動に活かそうと、イキル応援プロジェクトLife Powerを立ち上げた。
うつのE場所の『E』とは、empower(応援する)の「E」、居場所の「居」、そして居心地が良いの「良い」という語を掛け合わせたものだ。チャンスは誰にでもある、というメッセージも込めた。
(画像はプレスリリースより)
「心の居場所」をつくり、心で繋がる
この「居場所」では、月に1回のペースで行うアクティビティを通して、同じ境遇にある当事者同士の交流をはかっていく。保護者に向けた専門家による勉強会や相談会も同時に開催され、保護者同士の情報交換の場となる。こうしてたくさんの人の「心の居場所」ができる。
最終的には、当事者たち自らが決めたボランティア活動を行う事で自己肯定感を育み、自分の人生を自分のために自分で決めることができるようになってほしい。それが開催者とサポーターたちの願いだ。
イキル応援プロジェクトLife Powerでは、このプロジェクトの賛同者を募集中。
うつのE場所 『ちゃんす』
http://goo.gl/XNULIfレディーフォー
https://readyfor.jp/projects/lifepower