コンパクト化に成功
株式会社日立製作所と北海道大学は3月7日、陽子線がん治療システム「陽子線治療システム PROBEAT-RT」について薬事法の医療機器製造販売承認を取得したことを発表した。
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このシステムは陽子線がん治療の世界的な普及を目指し、北海道大学と日立が共同開発したもの。照射方式をスポットスキャニング方式のみに特化することを前提に、装置の機器配置を見直すことでコンパクト化することに成功した。
2014年度中に治療開始
このシステムを使用した治療は2013年度中に北海道大学で開始される予定になっており、 プレスリリースでは
北大と日立は、医学・工学分野における両者の優れた技術・知識・経験を組み合わせ、今回の陽子線がん治療システム開発を通じて、QOL(クオリティ・オブ・ライフ)に優れた最先端の放射線医療/がん治療に貢献していきます。(プレスリリースより引用)
と述べられている。(小林 周)

株式会社日立製作所 プレスリリース
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2014/03/0307a.html北海道大学 プレスリリース
http://www.hokudai.ac.jp/140307_pr_med.pdf