10人に4人は頭痛持ち 受診するのは3割未満
株式会社eヘルスケア(本社:東京都千代田区、代表:デービット・リーブレック)は、インターネット上で10代以上の男女を対象に慢性頭痛に関するアンケートを実施し、そのうち、1,071人から回答を得た。
「市販薬で済ませ」頭痛専門医も「知らない」人が圧倒的多数
まず、Q慢性的な頭痛を経験したことがあるか、の問いに対し、1,071人中459人、43%が「はい」と回答した。
そこで、「はい」と答えた459人にさらに以下3項目の質問を実施。
Q1頭痛になったとき病院で受診したか、との問いに対しては「受診した」と答えた87人に対して「受診しない」と答えたのは228人に上った。
さらに、Q1で「受診しない」と答えた228人に対し、Q2なぜ受診しなかったのか、と尋ねたところ、最も多かったのが「市販薬で済ませられる」と答えた131人で41%と半数近く。次いで「がまんできる」とする68人で21%、「病院を受診しても根本的には治らないと思っている」63人で20%と続いた。
そこで、最後の質問項目Q3頭痛専門のお医者さんがいるのを知っているか、と聞いたところ「知っている」と答えたのは全体の33%の107人に対し、「知らない」と答えたのは66%を占める208人で、「知っている」と答えた人の約2倍に上る数字となった。
(画像はニュースリリースより)
陰に大きな病気が隠れていることも
慢性頭痛はおよそ「偏頭痛」「月経関連偏頭痛」「緊張型頭痛」「薬物乱用頭痛」「群発頭痛」に分類されるが、中でも群発頭痛は特に男性に多いといわれ、症状や特徴によって、タイプやその治療法が異なる。
緊張型頭痛は肩こりを伴うが、偏頭痛でも首や肩のコリを感じる場合、「椎間板ヘルニア」や「頸椎椎間板関節症」、「むちうち」などでも肩や首の痛みを伴う場合があることから一概には断定できない。
中には、くも膜下出血や脳腫瘍などの病気が原因になっている場合もあり、素人判断は危険だ。
はっきりとした原因がない、いわゆる「慢性頭痛」もれっきとした病気である。アンケート結果からは、病院で根本的に治せないと思い込んでいるケースも多いようだが、慢性頭痛は食生活や食習慣の改善でずいぶん軽減できる場合も少なくない。
大きな病気を発症した後、取り返しがつかなくなって後悔するよりも、一度「頭痛外来」など専門医を受診してみてはいかがだろう。
「早期発見、早期治療」、さらに、今は頭痛持ちでないという人も何が原因で発症するかわからない。日頃からかかりつけ医とよく相談し、信頼関係を築くことはその他の病気の予防にもつながる。
やはり、治療より予防に越したことはない。健康に不安を感じたら、自己判断で軽く考えず、まずは専門家のお医者さんに相談しよう!

株式会社eヘルスケア ニュースリリース
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