いわき市で18.4 メガワットの太陽光発電
三菱電機は、2月24日、三菱商事が福島県いわき市で推進するメガソーラー発電事業の「小名浜太陽光プロジェクト」向けに合計18.4 メガワット の太陽光発電設備工事を受注したことを発表した。
この太陽光発電設備は発電電力量として一般家庭約5,200 軒の使用電力量相当し、CO2 は年間約6,100 トン削減可能であるとしている。
なお、三菱電機が元請けとして、太陽光発電設備納入や据付工事を含めた一括受注だ。
(画像はニュースリリースより)
設置場所は2か所
日本化成小名浜工場敷地内に設置される発電容量は12.19メガワット。太陽電池モジュール(単結晶261ワットX4万6,690枚)を設置する。
また、パワーコンディショナーや特別高圧/高圧受変電設備 、遠隔監視設備などを付設し、営業運転は2014年8月を予定している。
一方、小名浜石油敷地内に設置される発電容量は6.18メガワット。太陽電池モジュール(単結晶261ワットX2万3,660枚)を設置する。
また、パワーコンディショナーや高圧受変電設備 、遠隔監視設備などを付設し、営業運転は2015年3月を予定しているという。
太陽光発電システム事業への取り組み
三菱電機は、受変電・パワーエレクトロニクス・プラント監視・プラント建設等、重電メーカーとして培ってきた技術を活用し、メガソーラー発電所の設計・製造・建設・維持管理等の総合的なサービスを提供している。
なかでも、メガソーラー発電設備の主要設備である太陽電池モジュールは、長期信頼性およびその品証体制について、「JIS Q 890」(太陽電池モジュールの信頼性保証体制の認証)を取得しており、長期にわたり、安定した発電量の確保に貢献できるとしている。
さらに、環境経営指標である「環境ビジョン2021」 への取り組みの一環として、発電時にCO2 を排出しない太陽光発電システムの発電効率向上と販売普及により、低炭素社会の実現を目指していく構えだ。
三菱電機ニュースリリース
http://www.mitsubishielectric.co.jp/news/2014/pdf/0224.pdf
三菱商事
http://www.mitsubishicorp.com/jp/ja/index.html