スマートシティへの実現へ
STマイクロエレクトロニクス(以下ST)は、2月17日、街灯用の調光可能な高輝度LEDストリング(最大100W)の開発、および、効率良く制御するための完全かつ設定可能なソリューションを発表した。
STのデジタル電源コントローラICであるSTLUX385Aをベースにしたプラグ・アンド・プレイ設計の街灯は、あらゆる調光レベルでLEDの効率を最適化すると同時に、待機時消費電力の最小化が可能だ。
(画像はプレスリリースより)
電力量削減化へ向けて
白熱灯、低圧ナトリウム灯および高輝度放電灯の街灯をLEDへ交換することは、世界中の市町村の膨大な消費電力量を削減する最も有望な方法であると考えられている。
LEDは、原理的に従来の照明技術よりも効率が高く、調光が可能なことだ。そのため、スマートな電源と組み合わせることで、多様なケースにおいて照明出力を調節することができ、また、指定時間に特定の街灯を調光するなど、地方自治体の政策を反映させることも可能だ。
コスト削減へ
STの新しいLED街灯用ソリューションには、25年におよぶパワー・コンバージョンのノウハウと、長期間使用できる単一プラットフォームが採用されている。
従ってSTLUX385Aは、あらゆる主要通信プロトコルに対応しているため、都市では街灯を制御してさらなるコスト削減を実現できるとしている。
STプレスリリース
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000470.000001337.html