MoFlo Astriosの最新機種
ベックマン・コールター株式会社は12日、「ハイエンドハイスピードセルソーター MoFlo Astrios EQ」を2014年2月20日より発売することを発表した。
(画像はプレスリリースより)
2010年に発売された従来機種、「MoFlo Astrios」は、セルソーターの最高級機種として国内外の研究機関・大学・企業などで採用されてきた。
最新機種である「MoFlo Astrios EQ」は、MoFlo Astriosでも定評のある世界最速の7万個/秒の細胞分取、同時最大7レーザーによるマルチパラメーターのデータ取得などの基本性能はそのままに、世界初の細胞径0.2μmからの検出感度を実現することが可能となった。
これに加え、操作性の良さを継承しつつ、使いやすさをさらに追及し、ラボワークのヒューマンエラーの低減と効率アップを両立する。
セルソーターは現在では、抗体医薬品開発などをはじめ、ライフサイエンス研究の効率化のために必要不可欠なツールとなっている。今回のMoFlo Astrios EQの発売により、さらなる可能性が期待される。
MoFlo Astrios EQの特長
世界初の細胞径0.2μmの検出を可能にする高感度前方散乱光(eFSC)。これは細胞径0.2~30μmのダイナミックレンジで同時測定可能とし、アプリケーションに対応して前方散乱光マスク変更可能となっている。
最大検出器数 51PMTとなっている。最大7レーザー7ピンホールは、355nm、488nm、561nm、642nm、405nm、532nm、592nmから選択可能となっている。
ソーティング速度、秒間7万個は純度99%以上を誇る。同時6方向ソーティング、1536プレートソーティング。バイオハザード対策としては、オプションでJIS K 3800:2009対応 バイオセイフティキャビネット、Aerosol Evaluationシステムとなっている。(伊藤海)
ベックマン・コールター セルソーターのフラッグシップモデルをリニューアル ハイエンドハイスピードセルソーター MoFlo Astrios EQ 発売
http://www.beckmancoulter.co.jp/press/140212.html