日照時間と関係のある冬季うつ病
シリアルなどを販売している日本ケロッグ合同会社は、冬季うつに打ち勝つために腸内環境を整えることを勧めている。
(画像はプレスリリースより)
冬季うつ病患者には、一般的なうつ病の症状である不眠や食欲減退とは逆に、強い眠気と過食を特徴するうつ症状が現れる。
この病気は日照時間と関係がある。冬季に日照時間が減ることにより、脳への光の刺激が足りなくなる。その結果、セロトニンが減少し、脳の活動が低下するために、うつ状態が生じる。
冬季うつ病は北欧に多く、フィンランドやスウェーデンなどでは人口の10%以上が、この症状を現すとされる。
また、日本では日照の少ない北海道や東北、北陸地方の日本海側に多く見られる病気だ。
食物繊維が冬季うつ病を防ぐ
脳の神経伝達物質であるセロトニンの減少が、うつ状態を引き起こすとされているが、このセロトニンの生成には腸内の善玉菌が関係している。
そのため、腸内環境を整えることは、メンタルヘルスにも重要であると言える。腸内環境を整えるには幾つかの要素があるが、食物繊維を摂ることも重要だ。
食物繊維は、根菜類や芋類などに含まれるが、とりわけ小麦ふすま(ブラン)に多く含まれている。しかし、小麦粉の製粉工程でほとんどがなくなってしまい、摂取しづらい食品だ。
しかし、ケロッグの「オールブラン」シリーズは、ブランを原料に使用したシリアルで、食物繊維を豊富に摂取できる。
そのため、「オールブラン オリジナル」と、「オールブラン ブランフレーク・プレーン」は、腸内環境を整える食品として、特定保健用食品の許可を受けている。
日本ケロッグは、冬季うつ病が心配されるこの時期に、食物繊維が豊富なシリアルを食べ、この病気を防ぐように勧めている。

日本ケロッグ合同会社 プレスリリース
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