スズキ ミャンマー政府に警察用二輪車の寄贈
政治経済改革の進むミャンマーでは、今年12月の「東南アジア競技大会(SEA Games)」開催(予定)や、2014年ASEANの議長国を引き継ぐことが決まっているなど、今後国際的イベントが予定されている。
(画像はプレスリリースより)
スズキ株式会社は、ミャンマー政府から国際的イベントで使用する二輪車についての協力依頼を受け、このほど警察用二輪車の寄贈を行った。寄贈された二輪車は、「V-ストローム650ABS(DL650A)」をベースとした警察用二輪車100台である。寄贈された二輪車は、ミャンマー政府やASEAN各国の要人の警護などに使用される。
贈呈式はミャンマーの首都ネピドーのミャンマーインターナショナルコンベンションセンターでミャンマー政府関係者の出席の下、スズキの鈴木俊宏副社長より二輪車100台が贈呈された。
ミャンマーでのスズキ
スズキ株式会社は、2010年より休止しているミャンマーでの四輪車の生産を、新たにスズキ株式会社100%出資で、生産販売子会社(スズキ・ミャンマー・モーター社)の設立認可を取得し、2013年5月より休業していた既存工場にて生産を再開した。
生産するのは小型トラック「キャリイ」で、今後生産販売を拡大していく予定である。二輪車については、現地販売店を通じて、小型二輪完成車(排気量110~125cc)の輸入・販売を行っている。
経済の自由化とともにインフラの整備が進むミャンマーでは、今後、四輪車、二輪車ともに大きな需要が見込まれている。

スズキ株式会社 ニュースリリース
http://www.suzuki.co.jp/release/d/2013/1126/index.html