契約の経緯と展望について
バンシブ・メディカル・テクノロジーズとケアフュージョン・コーポレーションが、現地時間の2013年11月19日、血管アクセスに使用するバンシブの抗菌性クロルヘキシジングルコネート(CHG)粘着剤技術BeneHold(TM)のライセンシングと販売に関して、米国、カナダ、メキシコにおける独占的契約を締結したことを発表した。
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この契約に基づいて、ケアフュージョンはバンシブ独自の抗菌性粘着剤技術を販売していくこととなる。同技術はカテーテル挿入部位の保護に理想的な透明被覆材と組み合わせて使用される。今後の製品はケアフュージョンの新ブランドChloraShield(TM)という共同ブランドで販売される。
また、ケアフュージョンとバンシブは、共同で数多くのタイプの血管アクセス処置と関連した個別ニーズに対応していくため、CHG抗菌性粘着剤のBeneHold(TM)技術を採用した被覆材製品の包括的なラインの開発に当たっていくこととなる。
ケアフュージョンは、4月から始まる同社の第3会計四半期中にこれらの製品を商業化できると想定している。
関係者の発言について
この契約に関して、バンシブ・メディカル・テクノロジーズのハワード・ケリー社長兼ゼネラルマネジャーは次のように述べている。
同社は今回の提携に大いに期待しており、この提携は両社の独自能力をともに生かす素晴らしい機会であると考えている。感染予防に関するケアフュージョンの豊富な専門技術とバンシブの先端技術を組み合わせることで、血管アクセスの市場に革新的なソリューションを提供することができる。(引用:プレスリリースより)
バンシブ・メディカル・テクノロジーズについて
バンシブ・メディカル・テクノロジーズは、最先端の粘着剤・材料技術を活用して、あらゆる人にとって医療が容易化するための製品を創造している。そのための数々の着想を前進させ、インテリジェントな結果をもたらしていると評されている。
ケアフュージョンについて
ケアフュージョンは、病院がケアの安全性と品質を目に見える形で改善するのに役立つ製品とサービスにより、ヘルスケア産業に仕えるグローバル企業である。世界各国で約1万5000人の従業員を擁している。(伊庭)

バンシブ・メディカル・テクノロジーズとケアフュージョンが抗菌性被覆材の事業で契約締結(QLife Pro プレス)
http://www.qlifepro.com/press/バンシブ・メディカル・テクノロジーズ ホームページ
http://vancive.averydennison.com/en/home.htmlケアフュージョン ホームページ
http://www.carefusion.com/