災害時の必需品、備蓄用飲料水をリニューアル
浄水器/医療用水処理装置の販売を行う三菱レイヨン・クリンスイ株式会社は、法人/一般向けに販売している備蓄用飲料水「クリンスイ5年保存水」を11月中旬よりリニューアルすることを発表した。
(画像はプレスリリースより)
リニューアルのポイント
今回リニューアルする「クリンスイ5年保存水」は埼玉県の奥秩父にて採水した天然水を使用。この水には、秩父山系の雪解け水が地中深くしみ込み長い時間をかけて広葉樹林と石灰岩層にろ過される過程で、ミネラルが溶け込んでいる。
農林水産省の定める「ナチュラルミネラルウォーター」の基準を満たし、軟水の中でも硬度が低いため、災害時の飲用水/調理用の水としてはもちろん、乳幼児向けの調乳水や離乳食調理用としても、安心して利用できる。リニューアルに伴い、キャップの改良などによりコストダウンを実現し、価格も一新する。
災害時に備える工夫
三菱レイヨン・クリンスイ株式会社は、東日本大震災から2年8ヶ月が経過し防災意識が徐々に薄れていく中、本製品のリニューアルを機に、災害や事故によって水道水の給水が停止する事態への備えを訴求していく考えだ。
商品の外装箱には、空気やほこりが入りにくく保管に優れた密閉式の外装箱を採用。賞味期限切れを予防するため、外装箱の天面・全側面には賞味期限の前月を大きく印字している。また、「災害用伝言ダイヤル」の使用方法及び「防災情報提供センター」二次元コードなどの災害時に役立つ情報を外装箱に記載している。(鈴木ミホ)

三菱レイヨン・クリンスイ株式会社 プレスリリース
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