ビステオン、買収に伴い人員削減を敢行
ビステオンがジョンソンコントロールズ(JCl)の電子機器部門を買収する上で、およそ50名の人員削減を進める考えであることが明らかとなった。同社は今年7月、JClの電子機器部門をおよそ2億6000万ドルで買い取ることに合意していた。
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Stuart Miles)
旧JCl工場の従業員が対象 全従業員の6分の1を解雇
今回の決定は先月29日、ビステオンが自ら公表したもの。人員削減の対象となっているのは、今回の買収により新たにビステオン傘下となった元JClのミシガン州ホランド工場だ。
同工場では現在約300名の従業員が勤務しているが、同社では今後社の定めた解雇プログラムに基づき、約50名の人員削減を進める予定だとしている。
ビステオン、重複部分の整理迫られる
ビステオンでは今回の人員削減について、買収により得られた生産設備のうち、従来の生産設備の役割と重複する部分を整理する必要に迫られたためであると説明。
ビステオンのスポークスマン、ジム・フィッシャー氏は「競争の激しい市場を相手にしている以上、ビジネスの必要性に沿ったリソースの維持に努める必要がある」と述べ、人員削減に対する理解を求めた。
ビステオン
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